古知野チコ

キーボード担当 14歳　女子 （中２） 通称：チコちゃん 紅一点。性格は夢みがちなのんびり屋でバンド内での妹的存在。 年齢の割にジョージィ・フェイムやアラン・ホークショウを好むなど なんとも玄人な嗜好を持つ。 趣味はオシャレとアクセサリーづくり、中古レコード店でのエサ箱漁り。 オシャレに関する知識と研究熱心さは衣装担当のアッコも舌を巻くほど。 ルシファー・サムという名のシャム猫を飼っている。 本人曰く、シドという名前の雨雲も「飼っている」とか。 空腹になると気性が荒くなり、まれに暴れ回ることもある。 スピカの高価なギターコレクションの数本と トシのヴィンテージ・バスドラムは空腹のチコの手によって 夢の島行きとなった。 アッコによって毎回スタジオにはおにぎりが用意されるように なったが、彼女は何かに気付くでもなく今日もおにぎりを 嬉しそうに頬張っている。 小学生の頃、ヨーロッパ圏で開催されたピアノコンクールを総なめにし「200年に一人の天才少女」と謳われた。 「音楽は聴く方がスキ」との理由から欧州ピアノシーンをさっさと抜け出し ファンや関係者を悲しませた。 中学校進学に伴い日本に帰国。 仮住まいとして滞在していた神戸の某ホテルで、 ステージ出演中のポエムを観てすぐさま熱心なグルーピーとなった。 （当初、彼女のお気に入りはトシだった） ヨーロッパと日本を行き来する生活を送っていたスピカが、 会場に毎度駆けつける往年の天才ピアノ少女・チコを発見し、 チコの加入をバンドに奏上した。 年頃の女の子ゆえの気まぐれか、 今では「音楽はやっぱり演るのがサイコー」だそうだ。